2007年8月 JR完乗のための旅  2008/3/19 更新   目次へ戻る
今回は日本百名山の久住山と阿蘇山のピークハンティングと
元国鉄の甘木線とJRの博多南線の完乗
500系のぞみのグリーン車で東京から九州入りを経験し
帰りにブルートレインあかつきのレガーシート車を体験し
廃止が決定済みの元国鉄三木線の完乗を果たすべく旅に出た。
購入した切符は「レール&レンタカー」と往復の特急券。
小倉までの「のぞみ号」の4時間45分は短すぎる感じだった。
グリーン車を使わなくとも疲れるほどの時間ではなかったが、
東海道から500系が消える前に500系のグリーン車を体験しておきたかった。

 

 

 

小倉で大分行きのソニック号に乗り換えた。
博多始発のソニック号は小倉で向きを換える。
カーブの多い日豊本線を軽快に高速で走り続けた。
予約しておいた指定席は半室がグリーン席の合造車で
1両の3分の1ほどの広さしかない。
インテリアはブリキのおもちゃを連想する。
座席はユニークなデザイン。
座席は全て埋まっていてグループの話し声が賑やかだった。

 

大分駅はまだ地平ホームだが高架工事中。
1年前に大分駅から富士号に乗った。

 

大分から185系DCの九州横断特急に乗る。
夏休み中なので1両増結されて3両編成だったが空席が目立った。

 

阿蘇駅で下車し、予約してあるレンタカーで久住山へ向かった。
翌朝久住山に登頂。なだらかな山で登山というよりハイキングだった。
下山後阿蘇山へ向かった。時間の都合で往復ロープウェイに乗った。
おかげで阿蘇山登頂も登山というより観光遊歩道を散歩した感じだった。
わずか半日で九州にある日本百名山の内の2山を制覇した。
午後レンタカーを返却して熊本へ向かった。

 

 

 

 

熊本から鳥栖までリレーつばめ号に乗った。
外観も車内の雰囲気もソニック号とは違いシックで落ち着いている。
ビジネス客が多いのか話し声も殆ど無かった。
自由席は満席でデッキにも立ち客がいた。
ビュフェが営業されていた頃に博多から西鹿児島まで乗っているのだが、
その時の印象と全然違う。九州を縦断するロングラン特急の雰囲気は全く無く、
都会のホームライナーのような感じだった。

 

鳥栖で下車し第3セクターになった元国鉄の甘木線の完乗を果たした。
博多で博多南線の完乗を果たした。その際4両編成にされた100系に乗った。

 

博多からブルートレインあかつき号のレガーシート車に乗り姫路に向かった。
1年前あかつきに乗った時は10人ほどしか乗客がいなくて空気を運んでいたが
この日は満席で乗車券だけで飛び乗った外国人に車掌が苦労していた。
空席が無いからだめと車掌が繰り返していたが、
結局、レガーシート車は10席ほどが空席のまま夜を明かした。
座席指定の特急券を無駄にした人がなぜそんなに沢山いるのだろう。



早朝の姫路駅で下車した。知らないうちに姫路も高架駅に変貌していた。
加古川に向かい、加古川線に乗った。
加古川線も初乗車だが、今回は時間の都合で完乗はできない。
厄神から元国鉄の三木線に乗った。
現在は第3セクターだが平成20年3月末の廃止が決まっている。
廃止前に乗っておく為に、せっかくのあかつき号を姫路で降りてしまったのだ。

 

 

 

 

 



今まで存続していたのがむしろ不思議な線路だった。
新大阪からのぞみの自由席で東京に戻った。

目次へ戻る